- 10月
- 2024年11月
量販店などでスマホの保護ガラスやフィルムを購入する際、透過率やブルーライトカット率がパッケージに書かれているのを目にしたことがあると思いますが、あの数値って、本当なの? 適当な数値を書いてるんじゃないの? と思われる方もいるかと思ったので、どうやってあの数値を出しているのか、紹介しようと思います。
ネットなどで、簡易的に透過率を調べられる機器は売っていますが、外光が少しでも入ってしまうと正確な数値が計測できないため、トリニティでは常に外部の機関(東京都立産業技術研究センター)に依頼をしています。
ちなみに、トリニティと同じく埼玉県に会社があるのであれば、埼玉県産業技術総合センターという機関があるので、こちらもおすすめです。ただ、駅からちょっと遠く、徒歩で行くのは厳しいため、行く前にアクセスページを確認したほうがいいです。
都産技研では、基本的な流れとして、検証機器を借り、自分でテストするというのが主なんですが、透過率に関しては常駐しているエンジニアの方が試験を行なってくれます。全体の写真を撮っておらず、検証機器のイメージがしにくいかと思いますが、中身はこんな感じになっています。サンプルをセットしたら、光が入ってこないように蓋を閉じて計測が開始されます。
計測する波長の範囲は250nm〜2,000nmで行なっています。可視光線の範囲だけでもいいかなと思ったんですが、試験費用も範囲によって変わるわけではないとのことだったので、計測ができる範囲すべてを行なってもらっています。
試験が完了すると報告書と、計測した数値が細かく入力されている生データが届きます。
ブルーライトカット率は青色波長の領域380nm〜480nmの範囲の平均を算出し、透過率は可視光線の波長領域である400nm〜800nmの範囲の平均から算出しています。Simplism製品で、透過率やブルーライトカット率が記載されている製品はすべて、正しい試験条件のもと行なわれた結果から算出した数値なので、安心してご使用ください!
小話ですが、Simplismのブルーライトカット製品のパッケージには“黄色くない”と書かれているステッカーが貼られています。なぜ、こんなステッカーが貼られているのか、疑問に思われる方がいると思うので、説明します。
以前、市場で販売されていたブルーライトカット製品は、ガラスが透明ではなく黄味がかった色合いのものが多かったんですが、ようへいさんのブログでも紹介していますが、透明かつブルーライトをカットできる新素材が見つかったので、今までのものとは違うということを伝えるために、ステッカーを貼っています。
購入者の方々に、安心して使ってもらえるように製品作りをしています。ぜひ、スマホアクセサリーを選ぶ時は、Simplismからお選びください。
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このブログを書いたスタッフ
開発
れい
インテリアデザイン・腕時計業界で企画職を経験し、2017年8月からトリニティ開発部所属。趣味は立ち飲み屋巡り。入社日に名前がレイということもあり、自分のニックネームの候補の中にガ◯ダムから発想したであろう"アムロ"があり、、、顔が青ざめたのは秘密です。
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